班員の助けもあり、大学院進学が無事決まりました。
感無量です。
映画班最後の一人、平野貴士です。
今回は、分析のためのデータベース作成と分析結果について書きますね!
感無量です。
映画班最後の一人、平野貴士です。
今回は、分析のためのデータベース作成と分析結果について書きますね!
前回は、原作から映画までの過程をまとめたデータベースを作りました。 これは、映画のもととなる原作が、どのような媒体を経て映画化されるに至ったのかを、忠実にまとめたデータベースです。 「番号-映画名-公開年月-原作コンテンツ①-その年月-変換後コンテンツ-その年月-…-映画―その年月」のように、エクセル一行の中のそれぞれのセルに、各情報が入っています。
しかし、このままの形では統計分析にかけることはできません。統計分析をするにはこれらのデータを、さらに数字へ置き換える必要があるのです。
しかし、このままの形では統計分析にかけることはできません。統計分析をするにはこれらのデータを、さらに数字へ置き換える必要があるのです。
原作から映画までの過程をまとめたデータベース①
私たちは、コンテンツがその世界観を変えながら、マンガやドラマなどの様々なメディア媒体に移り変わる現象を、「コンテンツ変換」と呼んでいましたね。
さらに私たちは、コンテンツ変換を以下の4つの切り口で見ることにしました。
「数」:コンテンツ変換を何回したか。
「種類」 :コンテンツ変換過程に何種類の媒体があるか
「原作出現から映画化されるまでの時間」:原作の出現から映画化までに、何ヶ月かかったか。
「コンテンツ変換の平均所要時間」:(「原作出現から映画化されるまでの時間」/コンテンツ変換数)
これは、前回のデータベースを分析用に加工したデータベースです。
さらに私たちは、コンテンツ変換を以下の4つの切り口で見ることにしました。
「数」:コンテンツ変換を何回したか。
「種類」 :コンテンツ変換過程に何種類の媒体があるか
「原作出現から映画化されるまでの時間」:原作の出現から映画化までに、何ヶ月かかったか。
「コンテンツ変換の平均所要時間」:(「原作出現から映画化されるまでの時間」/コンテンツ変換数)
これは、前回のデータベースを分析用に加工したデータベースです。
① のデータベースを元に、すべての映画の「数」「種類」「原作からの時間」「平均時間」
を算出したものになります。これでデータ加工は終了です!!
次に加工が済んだデータを用いて、相関分析という統計分析をしました。
相関関係とは、2つの変数が相互に関係していることを指し、そのような関係を分析することを相関分析と言います。誤解を恐れずに言うと、「気温が高くなるほど、アイスの売上が上がる」のような関係のことです。
(分析の手法については、ブログの内容が分かる程度に、触れるつもりです。もっと詳しく知りたい方は、「ハンバーガーの統計学」http://kogolab.chillout.jp/elearn/hamburger/index.html)というサイトをご参照ください。とてもわかりやすい説明を読むことができます!!)
相関関係とは、2つの変数が相互に関係していることを指し、そのような関係を分析することを相関分析と言います。誤解を恐れずに言うと、「気温が高くなるほど、アイスの売上が上がる」のような関係のことです。
(分析の手法については、ブログの内容が分かる程度に、触れるつもりです。もっと詳しく知りたい方は、「ハンバーガーの統計学」http://kogolab.chillout.jp/elearn/hamburger/index.html)というサイトをご参照ください。とてもわかりやすい説明を読むことができます!!)
分析の結果、興行収益を相関関係が生じていたのは、「数・種類・ドラマ」でした。つまり、コンテンツ変換の数と種類が多いほど、また、経路にドラマが入っていると、興行収益が上がるという結果が言えそうです。
・・でも、この結果って普通ですよね??
「多種多様な媒体による宣伝」と「ドラマからの映画化」によって、映画の興行収益が上がることは、業界の人々の中では一般的なことです。感覚的に気づいていて、「もう知っている」と思われていることを研究しても、その研究に大きな価値は有りません。
(もちろん実証したという価値はあるのですが・・・。)
なにか、もっと意外性のある傾向は無いのか、まだまだ探ってみる必要がありそうです。
平野
・・でも、この結果って普通ですよね??
「多種多様な媒体による宣伝」と「ドラマからの映画化」によって、映画の興行収益が上がることは、業界の人々の中では一般的なことです。感覚的に気づいていて、「もう知っている」と思われていることを研究しても、その研究に大きな価値は有りません。
(もちろん実証したという価値はあるのですが・・・。)
なにか、もっと意外性のある傾向は無いのか、まだまだ探ってみる必要がありそうです。
平野