はじめまして。井上ゼミ8期の串田一生(かずき)です。
今回は、初投稿ということもあり、はじめに私たちの自己紹介と研究内容について説明したいと思います。さらに6日前に終えたばかりの夏合宿について触れていきます。
1:映画班のメンバー紹介
① 平野貴士(愛称:ひらやん)
主張が激しいメンバーのなかでは調整役に徹する緩衝材。
将来、学者になるために只今、院試にむけて勉強中。
研究にかんしてのひたむきさと、持続力は誰にも負けない。
② 湯尾大祐(愛称:だいすけ:ゆおちゃん)
6月にアメリカ留学から帰国したばかりのサッカー少年。
周りを気遣う優しさと高校サッカーで鍛えた徹夜も軽々にこなすバイタリティは群を抜く。
最近の口癖は「アメリカだと・・・・。」
③ 串田一生(愛称:くっしー)
意見のぶつかり合いにどんどん突っ込む暴走列車。
よくもわるくもメンバー1主張が激しい男。
ただ、雰囲気が悪くなったときの、笑いの取り方には定評があると
自分のなかで勝手に思い込んでいる。
そんな個性豊かな私たち3人で、これから頑張って研究に取り組んでいきます。
2:映画班の研究内容
私たちは、日本の映画業界を対象にして、特にその”原作”に注目しています。近年、日本の映画は洋画の総売上を抜き、高い興行収益を上げるようになってきました。その背景には、様々な要因がありますが、既に売れている作品を映画化する手法が挙げられます。例えば、小説やマンガといった、紙媒体の作品。アニメやドラマといった、映像媒体の作品。他にも、写真集や史実、絵本からというのも存在します。
(こういうところからヒントを得て映画化する日本はさすがだと個人的に思います)
こういった原作が、映画まで違う媒体を、たどって映画化されるまでの過程を私たちは「コンテンツ変換」と名付け、映画が生まれるスタートから時系列的に追いかけています。そのなかで、どういった過程を踏むことが、映画の興行収益をあげるために重要なのか?
視聴者にとても認知されているドラマを映画化することが重要なのか?
映画公開前に関連小説やアニメなどを放映し、映画にすることが重要なのか?
このような疑問をもとに、映画公開までのプロセスに焦点をあてて、研究をおこなっています。
3:夏合宿
ここまで軽く自己紹介と研究内容をしてきましたが、ここからは、井上ゼミ恒例の夏合宿について話していきます。
つい6日前、私たちは夏合宿にいってまいりました。そんな夏合宿には、井上ゼミのOB/OGの方々が来てくださいます。私たちも先輩方にみてもらうことができる機会だ!ということで、強い意気込みを持って発表に臨みました。しかし、かえってきたアドバイスは、厳しく鋭かったです。
「現実的には、どういった感じで起こっているの?雑誌記事や文献などみてみた?」
「データを整理するのも重要だけど、もっと個別事例をみていくべきだよね。踊る大捜査線とかどうなの?」
私たちは質問に答えるのに戸惑ってしまいました。しかしながら、データベース構築に追われていた自分たちにとって、過去に論文を執筆されてきた先輩たちの意見は、とても貴重でした。これから、データベースの構築に加えて、個別事例の検索という新たにやるべきことが見えてきからです。
また、院生のかたにはデータベース構築のアドバイスもマンツーマンで教えていただきました。映画ができるまでの経路がわかるようなデータベースを作る方法です。すべての映画について、映画のタイトル、映画の公開年月日、原作のタイトル、原作の製作年月日、原作の媒体を調べて、エクセルのセルに記述していくというやり方でした。
発表の後は、OB/OGや院生の方とともにバーベキューを行い、楽しい時間を過ごすことができました。仕事のお話、昔のゼミはどのような雰囲気で研究や活動に取り組んでいたか、といった普段なかなか聞くことのできないお話しを聞くことができ、とても貴重な時間となりました。こういったところで井上ゼミの文化が伝承されていくのだなと、個人的に感じています。
それでは
串田。
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